術数 ver2.0 マニュアル


 同スクリプトは製作者の横着のために製作したものです。動作の安定性および正確性については保証いたしかねます。


★日付

 指定した日付もしくは今日の日めくりカレンダーを表示します。入力の形式は、半角数字でYYYYMMDDまたはYYYYMMDDHHです。未入力の場合、当日となります。


★賽子

 乱数を表示します。xDy(xyは任意の数字)の形式で入力すると1からxまでの賽子をy回振ります。x,y,zの形式で入力すると最大値x、y、zの賽子を一回ずつ振ります。honnと入力すると本筮法の処理を行います。honn48と入力すると真勢流の方式で処理を行います。zeni、tekisennと入力すると擲銭法の処理を行います。


★周易

 神蓍を使った処理を行います。空欄のまま出力すると略筮法の処理を行い、爻辞を表示します。yonnと入力すると四遍筮法の処理を行います。chuuと入力すると中筮法の処理を行います。


★断易

 断易の納甲の処理を行います。老陰(交)を6、少陽(単)を7、少陰(折)を8、老陽(重)を9とし、半角数字六文字で入力して下さい。


★六壬

 大六壬の課式と式盤を作ります。YYYYMMDDHHMMの形式で日時を入力するとその時間から課式を起こします。空欄の場合は、現在時を基準に課式を起こします。


★└金

 六壬神課金口訣の課式を出力しますが、製作者の都合により課式の起こし方は近代以降の大六壬の作盤法を採用しています。YYYYMMDDHHMMの形式で日付を入力し、カンマやコロンなどの符号をひとつ挟んで地分支の数(子を1、丑を2……戌を11、亥を12)を入力してください。日時のみ、地分支のみでも出力できます。日時の入力がない場合は現在の日時を取得し、地分支の入力がない場合は乱数から取得します。


★八字

 八字と大運を表示します。YYYYMMDDHHMMの形式で生年月日時を入力し、男性ならm、女性ならwまたはfを加えてください。


★遁甲

 奇門遁甲の盤を作りますが、製作者の都合により特殊な盤の起こし方をしているので、使用できません。ちなみに、@折補法を採用。A天盤、天蓬九星は活盤ではなく飛泊。B陽遁においては坤に、隠遁においては艮に寄せる。などの違いがあります。


※注意点

 経度差、均時差を考慮していないので、利用者の占術観に基づき適宜日時を修正して入力してください。また、金口訣と遁甲については製作者の都合により特殊な盤の起こし方をしているので、使用に際しては充分注意してください。


勝負占 ver4,0

 勝負占を同時に多数行うために作ったスクリプトです。一行目に★印に続いて月建と日辰を入力します。とくに指定がなければ現在の日時から取得します。それからオプションを指定します。略筮法、タロット、ジオマンシー、アストロダイスと入力すると、乱数に基づいてこれ等の象徴を得ます。指定がなければとくに出力しません。断易のみです。尚、パスと入力すると断易の出力をしません。指定したオプションのみになります。
 二行目以降に、個別の試合の情報を入力します。○○対××、四象、改行……という風に入力していきます。四象は半角数字六文字で入力します。老陰は6、少陽は7、少陰は8、老陽は9です。また神蓍を用いる場合は八卦の数をそのまま入力できます。この場合は頭に半角英字のCをつけてください。
 四象を入力せず、2から10までの数字を入力すると、その数だけ乱数に基づいて卦を起こします。回数の指定もなければ一試合につき一つだけ乱数に基づいて卦を起こします。
 最大で二十試合を処理できます。尚、各項目に、「*」に続いてコメントを付けることができます。


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